Rickyの家づくり歴史

このページでは、わたしの家づくりの歴史を紹介します

目次

1回目の家づくり計画

マンションより戸建てが圧倒的に人気のとある県のN市にて、1回目の家づくりはスタートしました
きっかけは子供が生まれたことでした

右も左もわからないけれど、とりあえず住宅展示場に行ってみよう
良いも悪いもわからないけれど、とりあえず地域で人気のローコストメーカーを覗いてみよう

当時の家づくりに関する価値観は、
安い > おしゃれ > 広い

その価値観を形成したのは、共働きでもお給料が安かったこと、ローコストメーカーでもおしゃれを実現できることを知っていたことが大きかったと思います

ビルダー訪問

その当時は、濃いめの木材×黒のアイアンのようなブルックリンスタイルが好きで、近場の数社を訪問しました
住宅展示場も行きましたが、とても手の届く価格ではなく、やっぱり安いのしか選択肢はないなと再認識
しかし、建築価格とおしゃれさで比較をしていたため、各社そんなに違いはなく…
そんな中、その地域ではテレビCMで認知が広がっているC社の印象が強烈に残っています

C社のモデルハウスでは、休日だったためか新規のお客さまの対応と同じスペースで複数の施主の家づくりが行われていました
営業マンの流れるような説明を聞いていたとき、突然、近くで打ち合わせをしていた施主が大声で怒鳴り始めました
どうやら希望が間取りに反映されていないようでしたが、施主が激怒する背景には今までのやり取りで積もるものがあったのだな~と

真実はわかりませんが、大量の施主を生産ラインに乗せるように扱うのではなく、施主ひとりひとりの家を大切にしてくれるビルダーを探し始めるようになりました

ある建築士との出会い

施主ひとりひとりを大切にしてくれるビルダーと一口に言っても、どうやって見分けるのか、むしろ見分けることができるのか
そんなとき、G社のホームページを見つけ、衝撃を受けました
建てて終わりじゃなく、この先ずっと施主と付き合っていく覚悟を持って、誠心誠意向き合う

そこからG社のブログを読み漁り、空に抜けるような景色が自慢のモデルハウスを訪ねました
社長のTさんはとにかくよくしゃべる方で、耐久 > 快適 > 耐震 > デザイン (> お値打ち)という考えの持ち主
全く営業行為をしない人で、包み隠さず話した上で、納得してここで建ててもらいたい
そんな気持ちが伝わる熱のこもったトークを2時間も聞くと、すっかりその考えの虜になり「ここにする」と決めました

1回目の土地探し

初めての土地探しは、ネット検索で見つけた土地をTさんと一緒に見に行くという方法で探していました
土地を見に行く度に、見るべきポイントやどんな家が建つかをTさんに教えてもらっていたので、段々と自分でもネット検索の段階で見に行くべきかどうかを取捨選択できるようになっていきました

しかし、予算>>エリア=広さ=南道路という優先順位も何もない条件で探していたため、なかなか見つからないまま転勤になってしまい、家づくり計画は中止となりました

条件の中で〈南道路〉というのは、だいたいの人が日当たりを求めて条件とするのではないかと思っています
わたしは、太陽の熱や光、風といった自然のエネルギー利用して家を快適にする〈パッシブデザイン〉という建築手法を選択したく、それには冬の光を取り込むことができる南道路が必須だったので、条件としていました

2回目の家づくり計画

自然豊かな歴史のあるK市での2回目の家づくり
転勤がきっかけで住み始めたところ、すっかり気に入ってしまったのと、賃貸では手狭になってしまったことがきっかけでした

2回目の土地探し

1回目と異なり、我が家単独での土地探しです
でも、1回目でTさんに与えられた知識という武器があります
おまけに必死に貯金した分のアドバンテージもあります

2回目では優先順位をしっかり決めて効率的な土地探しをしよう!
今回の優先順位は、エリア>見晴らしがいい南垂れ地形>>広さ>価格
前回の反省を生かして優先順位をしっかり決めたから、きっとすぐ見つかるだろう

しかし、ここでもネット検索の時点でなかなか見つからず、、、思惑は儚く散りました
なぜ見つからなかったかと言うと、K市に山や丘はたくさんあるものの、家を建てられる場所は北垂れの土地がほとんどでした

もう一度条件を見つめなおしたところ、すぐに見学したい土地が何件か見つかりました
すぐさま不動産屋を訪ね、実際に見せてもらいましたが、ん~見晴らしが足りない、、、
納得できないまま出直すことを考えていたら、最後にもう一件だけ見てみませんかと不動産屋からの提案がありました
(どうやらわたしの感想や反応を見て、ここなら気に入るかもと思ったそうです)

!!!!!!!!!!
見つけました
巡り合いました

わたしが土地を見つけることができた方法はこちら↓

意匠設計を依頼する

今回も〈パッシブデザイン〉の家を設計できるビルダーを探すべく、ネット検索を始めましたがパッシブという言葉がメジャーになってきていたこともあって、ホームページだけでは“なんちゃってパッシブ”を見分けられずにいました

もしかして、以前お世話になったTさんの知り合い工務店が近くにあったりしないかなと、淡い期待を抱きつつTさんに連絡をとりました
残念ながら知り合いはいませんでしたが〈パッシブハウスジャパン〉の会員の中から探す方法を教えていただきました

PASSIVE HOUSE JAPAN ~もっと、家に頼ろう。~
お近くのプロフェッショナル

https://passivehouse-japan.org/

会員の数社を訪ね、その中で唯一、正直営業というような姿勢が感じ取れる工務店を見つけました
ですが、そこは希望の在来工法ではなくツーバイフォー工法の工務店でしたので候補から外れてしまいました

またまた家づくりの壁にぶち当たっていたところ
なんと、Tさんが県外のお客様向けに意匠設計をやり始めたとYouTubeで告知しているのを見ました
これ幸いに早速コンタクトを取り、合計6ヶ月に渡った意匠設計が始まりました

意匠設計の仕事内容

大きく分けて基本設計と詳細設計に分かれます。基本設計とは施主から要望を聞き取り、それを反映し大まかな形状や間取りに表現したものです。ここで大事になってくるのは施主の要望が詰め込まれているか、予算内で成立しているか、建築基準法に適合しているかの3つです。

造形などの外観、階数、高さ、大枠の面積も基本設計で決定します。もちろんある程度の変化の自由度は残しておいた上で、設計する建築物の方針を決めることが目的となります。

施主が基本設計の計画と予算に合意し、契約を交わしたあと詳細設計に入ります。詳細設計はコンセントやスイッチの高さや位置に至るまで工事する全てのものについて決定し、図面とします。とにかく全て決定するため、詳細設計に費やす時間は基本設計に対するものよりも長くなります。また、建築の細かい収まりなども熟知していることも必要です。

https://kensetsutenshokunavi.jp/c/content/job_guide/job_guide_32/

削りに削りまくる資金計画

資金計画においては、土地や建物の値段だけでなく、住宅ローンの手数料、火災保険料、引っ越し代に至るまでのトータルコストで考える必要があります

我が家の場合、土地が少し予算オーバーだったので、建物もしくは外構費用で予算との整合を取らねばなりません
外観や間取りは盛り盛り夢を詰め込んだ状態で設計いただいていて、どこをどの程度削るかが悩みどころでした

結局、外観の大幅な変更と作り付け建具を9割方削り、500万円のコストダウンを実現しました
その資金計画書を元に、実際に家を建ててくれるパートナーを探し始めます

工務店探し

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この記事を書いた人

建築とインテリアが趣味のRickyです。

夢のマイホームをたてようとするも知識も頭金もなかった過去。
このままではカモにされる!と危機感を抱いたところから、FP3級の資格を取って、建築の勉強と猛烈な貯金をはじめました。

ながく住むマイホームだからこそ、見えないところが超重要!
当ブログでは、細かすぎる建築のマメ知識や業界の裏話をまじえて、良質な家を追いもとめていく過程をご紹介します。

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